魔法少女リリカルなのはA’s最終回「スタンバイ・レディ」感想
2005年12月27日 感想アバン
物語中盤から大分変化しました。
小さな願い→小さな奇跡
OPの歌詞みたいです。
Aパート
破損は致命的な夜天の魔道書。けれど、夜天の魔道書としての機能はもはやないが、防御プログラムは新たに生成され始め、いずれは、再び暴走を始める。幸いはやてちゃんには異常は見られない。リンカーコアも正常に機能し、侵食も止まっている。しかし、このままこの魔道書があればはやてちゃんを侵食されかねない。
防御プログラムのない今なら簡単に破壊出来る。
はやてちゃんが無事なら消滅してしまっても構わない。魔道書ともども消えてしまおうとするヴォルケンリッター達にリインフォースちゃんは待ったをかける。守護騎士システムは完全に魔道書から切り離されている。だから、はやてちゃんの傍を離れる必要はない。
けれど、リインフォースちゃんは魔道書と共に消えると言う。
彼女の願いは、なのは達の手で消滅する事。
はやてちゃんの寝ている部屋から出て行く際、ヴィータちゃんはポツリと呟く。
「夢の中でいいから、誉めてあげてね…あの子の事…」
夜天の魔道書の一部だったから、誰よりも彼女の気持ちはわかる。
どれだけ、彼女がはやてちゃんが好きか、どれだけ、彼女がはやてちゃんを思っているか…。
別れも言わぬまま、リインフォースちゃんはなのは達が来てくれるだろう丘の上に。
「リーンフォースさん」と呼ぶなのはに、リインフォースちゃんは嬉しそうに「その名で呼んでくれるのだな」と。かつて「闇の書」と呼んだ、大切な主の友人でもある、今から自分を空へ送る女の子に。
本当に私達で良いのと言われ、彼女は言う。
ふたりのお陰で、主に救われ、主を救う事が出来た。主を食らい尽くさせないと言ってくれた守護騎士達を助ける事も出来た。
お別れもないまま、いってしまうなんて悲しいと言われ、主を悲しませたくない。大切だから、愛しているから…。
終わろうとするリインフォースちゃんにはやてちゃんは胸の痛みを感じ…。
世話をかけたと言うリインフォースちゃんに、バルディッシュは「気にせずに」レイジングハートは「良い旅を」と。
そこにはやてちゃんが現れ、彼女を必死に止める。
プログラムが暴走するなら、自分が押さえる!だからひとりで逝く必要なんてない。
自分を止めてくれる主に、リインフォースちゃんは言う。
自分はずっと長い旅をして、あなたに出会った。「闇の書」や「呪いの魔道書」なんて言う禍禍しい名前ではなく、「リインフォース」と言う綺麗な名前と、真っ白な雪の様に綺麗な心を貰った。それで救われた。あなたには守護騎士達がいるから心配ない、と。
「話を聞かん子は嫌いや!マスターは私や!話聞いて…!」
ヴォルケンリッターと同じく大切な子。幸せにしてやりたい子。主としての立場を使ってでも止めたい。
どんな事を言っても、リインフォースちゃんは首を横に振って。
自分は幸せだと。
はやてちゃんの中にある魔導の力にも、ヴォルケンリッターの中にも自分はいる。だから…。
そう言うリインフォースちゃんをはやてちゃんは否定します。彼女自身がいなければ、何の意味もない。
「駄々っこはご友人に嫌われます、聞き分けを」
ずっと聞き分けの良い子だったはやてちゃんの数少ない我侭。それでも、彼女を守るために、最善の方法をとらせてくれとリインフォースちゃんは言います。
けれど、はやてちゃんは諦めきれず叫びます。
長い旅の果て、やっと救われて、これから幸せにしてあげようと思っていた。
そんなはやてちゃんに彼女は、「私は世界で1番幸福な魔道書ですから」と。優しい主に出会い、救われ、また救ってくれた主を救うために…こんなにも想われて、想って。
彼女は主にひとつの願いを残す。
自分は小さな欠片になるけど、「リインフォース」と言う名は、主から貰った名前は、いずれ生まれる魔道書につけてあげて欲しい、と。
「祝福の風、リインフォース」
「私の魂はきっとその子に宿ります」
「主はやて、守護騎士達、そして小さな勇者達…ありがとう、そしてさようなら…」
消えていった彼女の欠片が、空から落ちてき、再びはやてちゃんの胸の中に…。
変わって、リンディさんはと言うと。
事件が終わってクライド氏のお墓に報告しに行けると言われる。
グレアム提督は辞職し、故郷に帰った。
今度、息子とこの先娘になるであろうフェイトちゃんと報告に行く予定だと言う。いつもと変わらず元気でやっている、と。
アイキャッチ
雪の空と木の下にいるなのはとフェイトちゃん。
Bパート
事件が終わり、少し寂しいと言うなのはに、フェイトちゃんはクロノくんから言われた事を話す。ロストロギアの事件の終わりはいつもこうで、大きな力に惹かれて悲し事が連鎖していく…。
フェイトちゃんはプレシアさんや今回の様な事件を早く終わらせるために執務官を目指すと言う。なのはも執務官は無理だけど、同じ道を進むと…。
アルフを連れたユーノくんと合流し、そのままなのははユーノくんと歩く。
せっかく帰ってきてくれたのに、全然一緒にられなかった。無限書庫にいたから。ユーノくんは無限書庫の司書にならないかと誘われているらしい。本局より近くて良いね、お正月は一緒にいられるかな、となのはは笑った。
すずかちゃんからメールが来て、はやてちゃんのお見舞いに行った後クリスマスパーティをやろうとのお誘いが。魔法少女である事がバレたのを思い出す。
次の日、なのははフェイトちゃんと一緒にはやてちゃんが入院している病院へ足を運んだ。
シグナムさんに抱き上げられ、シャマルさんが車椅子の準備をしていて、退院?となのはが尋ねると、はやてちゃんはまだ入院患者だと笑った。侵食が止まり、これから良くなっていくだろうし、大げさにしてはいけないからすずかちゃん達にお見舞いはなしにしてもらって、パーティに直行だと言う。
胸に下げるリインフォースちゃんの欠片に気付くなのは。
はやてちゃんはいつか生まれるデバイスをこの中に入れようと言う。魔道師を続けるのか?と問われれば、「この子のくれた力やから」と首に下げた彼女を大切に包む。
八神家は管理局に保護観察を受けるというが、クロノくんの取り計らいで、管理局の仕事に従事するだけで良いと言う事になった。それが多分はやてちゃんと離れ離れにならず、罪を償える唯一の方法。
はやてちゃんは嘱託魔道師扱いで、なのは達の後輩に…。
クリスマスイブの事は無断外泊扱いで、シグナムさんとシャマルさんは石田先生に滅茶苦茶怒られたとヴィータちゃんは言う。厳しい人だと。
「でも、良い先生だ」
怒るのははやてちゃんを心配しているから。
シグナムさんはフェイトちゃんを呼び止め、言う。
「預けていた勝負はいずれ決着をつけよう」
「はい。正々堂々と…何度でも」
元から結構似たもの同士だったふたり。ほんの一晩前まで、友になれたかもしれないが主のためなら…だったのが嘘のようです。きっと良い友人になれる…。
クリスマス商戦でぐったりしている高町兄妹はなのはからの手紙を見つける。帰ってきたら話すことがあると…。
すずかちゃんとアリサちゃんもなのはからの話を期待しています。
ユーノくんとクロノくんもなのは達の話を。みんな局勤めになってしまったし、なのはには戦技教官にならないかとの誘いが来ているとの話。
アルフはザフィーラさんに、子犬フォームを勧める。物騒じゃないし、燃費も良いし…と良い事ずくめだと言われ、シグナムさん達に「そうなのか!?」と同意を求めます。
友人・家族に今までの事を話し…闇の書事件から6年後…。
はやてちゃんは自分の足で立てるようになり、ヴォルケンリッターと共に働く、特別捜査官に。八神家は平和です。
物語中盤から大分変化しました。
小さな願い→小さな奇跡
OPの歌詞みたいです。
Aパート
破損は致命的な夜天の魔道書。けれど、夜天の魔道書としての機能はもはやないが、防御プログラムは新たに生成され始め、いずれは、再び暴走を始める。幸いはやてちゃんには異常は見られない。リンカーコアも正常に機能し、侵食も止まっている。しかし、このままこの魔道書があればはやてちゃんを侵食されかねない。
防御プログラムのない今なら簡単に破壊出来る。
はやてちゃんが無事なら消滅してしまっても構わない。魔道書ともども消えてしまおうとするヴォルケンリッター達にリインフォースちゃんは待ったをかける。守護騎士システムは完全に魔道書から切り離されている。だから、はやてちゃんの傍を離れる必要はない。
けれど、リインフォースちゃんは魔道書と共に消えると言う。
彼女の願いは、なのは達の手で消滅する事。
はやてちゃんの寝ている部屋から出て行く際、ヴィータちゃんはポツリと呟く。
「夢の中でいいから、誉めてあげてね…あの子の事…」
夜天の魔道書の一部だったから、誰よりも彼女の気持ちはわかる。
どれだけ、彼女がはやてちゃんが好きか、どれだけ、彼女がはやてちゃんを思っているか…。
別れも言わぬまま、リインフォースちゃんはなのは達が来てくれるだろう丘の上に。
「リーンフォースさん」と呼ぶなのはに、リインフォースちゃんは嬉しそうに「その名で呼んでくれるのだな」と。かつて「闇の書」と呼んだ、大切な主の友人でもある、今から自分を空へ送る女の子に。
本当に私達で良いのと言われ、彼女は言う。
ふたりのお陰で、主に救われ、主を救う事が出来た。主を食らい尽くさせないと言ってくれた守護騎士達を助ける事も出来た。
お別れもないまま、いってしまうなんて悲しいと言われ、主を悲しませたくない。大切だから、愛しているから…。
終わろうとするリインフォースちゃんにはやてちゃんは胸の痛みを感じ…。
世話をかけたと言うリインフォースちゃんに、バルディッシュは「気にせずに」レイジングハートは「良い旅を」と。
そこにはやてちゃんが現れ、彼女を必死に止める。
プログラムが暴走するなら、自分が押さえる!だからひとりで逝く必要なんてない。
自分を止めてくれる主に、リインフォースちゃんは言う。
自分はずっと長い旅をして、あなたに出会った。「闇の書」や「呪いの魔道書」なんて言う禍禍しい名前ではなく、「リインフォース」と言う綺麗な名前と、真っ白な雪の様に綺麗な心を貰った。それで救われた。あなたには守護騎士達がいるから心配ない、と。
「話を聞かん子は嫌いや!マスターは私や!話聞いて…!」
ヴォルケンリッターと同じく大切な子。幸せにしてやりたい子。主としての立場を使ってでも止めたい。
どんな事を言っても、リインフォースちゃんは首を横に振って。
自分は幸せだと。
はやてちゃんの中にある魔導の力にも、ヴォルケンリッターの中にも自分はいる。だから…。
そう言うリインフォースちゃんをはやてちゃんは否定します。彼女自身がいなければ、何の意味もない。
「駄々っこはご友人に嫌われます、聞き分けを」
ずっと聞き分けの良い子だったはやてちゃんの数少ない我侭。それでも、彼女を守るために、最善の方法をとらせてくれとリインフォースちゃんは言います。
けれど、はやてちゃんは諦めきれず叫びます。
長い旅の果て、やっと救われて、これから幸せにしてあげようと思っていた。
そんなはやてちゃんに彼女は、「私は世界で1番幸福な魔道書ですから」と。優しい主に出会い、救われ、また救ってくれた主を救うために…こんなにも想われて、想って。
彼女は主にひとつの願いを残す。
自分は小さな欠片になるけど、「リインフォース」と言う名は、主から貰った名前は、いずれ生まれる魔道書につけてあげて欲しい、と。
「祝福の風、リインフォース」
「私の魂はきっとその子に宿ります」
「主はやて、守護騎士達、そして小さな勇者達…ありがとう、そしてさようなら…」
消えていった彼女の欠片が、空から落ちてき、再びはやてちゃんの胸の中に…。
変わって、リンディさんはと言うと。
事件が終わってクライド氏のお墓に報告しに行けると言われる。
グレアム提督は辞職し、故郷に帰った。
今度、息子とこの先娘になるであろうフェイトちゃんと報告に行く予定だと言う。いつもと変わらず元気でやっている、と。
アイキャッチ
雪の空と木の下にいるなのはとフェイトちゃん。
Bパート
事件が終わり、少し寂しいと言うなのはに、フェイトちゃんはクロノくんから言われた事を話す。ロストロギアの事件の終わりはいつもこうで、大きな力に惹かれて悲し事が連鎖していく…。
フェイトちゃんはプレシアさんや今回の様な事件を早く終わらせるために執務官を目指すと言う。なのはも執務官は無理だけど、同じ道を進むと…。
アルフを連れたユーノくんと合流し、そのままなのははユーノくんと歩く。
せっかく帰ってきてくれたのに、全然一緒にられなかった。無限書庫にいたから。ユーノくんは無限書庫の司書にならないかと誘われているらしい。本局より近くて良いね、お正月は一緒にいられるかな、となのはは笑った。
すずかちゃんからメールが来て、はやてちゃんのお見舞いに行った後クリスマスパーティをやろうとのお誘いが。魔法少女である事がバレたのを思い出す。
次の日、なのははフェイトちゃんと一緒にはやてちゃんが入院している病院へ足を運んだ。
シグナムさんに抱き上げられ、シャマルさんが車椅子の準備をしていて、退院?となのはが尋ねると、はやてちゃんはまだ入院患者だと笑った。侵食が止まり、これから良くなっていくだろうし、大げさにしてはいけないからすずかちゃん達にお見舞いはなしにしてもらって、パーティに直行だと言う。
胸に下げるリインフォースちゃんの欠片に気付くなのは。
はやてちゃんはいつか生まれるデバイスをこの中に入れようと言う。魔道師を続けるのか?と問われれば、「この子のくれた力やから」と首に下げた彼女を大切に包む。
八神家は管理局に保護観察を受けるというが、クロノくんの取り計らいで、管理局の仕事に従事するだけで良いと言う事になった。それが多分はやてちゃんと離れ離れにならず、罪を償える唯一の方法。
はやてちゃんは嘱託魔道師扱いで、なのは達の後輩に…。
クリスマスイブの事は無断外泊扱いで、シグナムさんとシャマルさんは石田先生に滅茶苦茶怒られたとヴィータちゃんは言う。厳しい人だと。
「でも、良い先生だ」
怒るのははやてちゃんを心配しているから。
シグナムさんはフェイトちゃんを呼び止め、言う。
「預けていた勝負はいずれ決着をつけよう」
「はい。正々堂々と…何度でも」
元から結構似たもの同士だったふたり。ほんの一晩前まで、友になれたかもしれないが主のためなら…だったのが嘘のようです。きっと良い友人になれる…。
クリスマス商戦でぐったりしている高町兄妹はなのはからの手紙を見つける。帰ってきたら話すことがあると…。
すずかちゃんとアリサちゃんもなのはからの話を期待しています。
ユーノくんとクロノくんもなのは達の話を。みんな局勤めになってしまったし、なのはには戦技教官にならないかとの誘いが来ているとの話。
アルフはザフィーラさんに、子犬フォームを勧める。物騒じゃないし、燃費も良いし…と良い事ずくめだと言われ、シグナムさん達に「そうなのか!?」と同意を求めます。
友人・家族に今までの事を話し…闇の書事件から6年後…。
はやてちゃんは自分の足で立てるようになり、ヴォルケンリッターと共に働く、特別捜査官に。八神家は平和です。
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