「Weiβ kreuz Gluhen」2巻感想

2003/02/21 ￥6，090




・LastMission 04 Rhodesia
稲垣をミッションでもなく処刑したセナを責めるアヤ。
稲垣を殺した事で調査の線が途切れてしまった。そして、ミッションではない処刑はただの人殺し他ならない。
セナを部屋に拘束し、アヤ達は調査を続行する。
キョウはセナに自分の気持ちを吐露した。稲垣は自分の手でやりたかった。でもそうしなかったのは、真実を知りたかったから。
キョウは弟に何処となく似ているセナに生きろと言い、アヤと同じく学園へ向かう。
学園では藤堂が学園の乗っ取りを目論んでいた。学園の占拠、抜け出して学園に来たセナの捕獲を命じ、彼は稲垣が手にしていたものを手に入れようとしていた。
セナを助けようとするキョウをアヤは諌める。セナは自分が助けるから、キョウは藤堂の監視をしていろ、と。セナを弟とダブらせるのはやめろ、と。冷静な判断が出来なくなれば、彼自身に危険が及ぶ。アヤにはそう言われたが、キョウはどうしても放っておけず、負傷したセナの元へ。
「俺がもうひとりのヴァイスだ…！」
セナを逃がし、Gクラスと対峙する。

セナが妙にヒロイン面なのはヒロインだからですよね？と思わざるを得ない回です。ヒロインです。ヒロイン。（ヒロインって言葉の意味からは逸脱してるってわかってるんですがね。）
キョウセナにもアヤセナにも萌えられるなんてお得な回なんでしょう（半分本気で半分冗談）。
本編はシリアスなんですが…あー藤ちゃん（藤堂）が偉そうです。調子ぶっこいてる14歳だと思うと妙に可愛く思えます。そんな14歳に騙される16歳のヒロインって一体…。

・Last Mission 05 It’s Too Late
GクラスとGクラスを指揮しているミサキに、稲垣の背後には巨大な組織があって、深く入り込めば藤堂自身が危ない。だから、こんな事は止めろと彼は言いますが、藤堂のシンパである彼女には通じず、閃光弾を用いてミサキを捕らえてその場から離脱します。
一方、セナはアヤに助けられ、キョウが自分を助けてひとりで戦っている事を伝えます。キョウを探すふたりの元に、Zクラスの狭霧が現れ…。
鷹取御殿ではオミとオミの祖父・斎上が会話を交わす。仲間達を死地へ送る事に悩むオミに、斎上はペルシャを止めても良いと言う。だが、別の誰かが彼等に命令するだけの事、何も変わらない。そう言われたオミはペルシャを続ける事にした。
研究施設を発見した藤堂は奥へ奥へと進んでいき、自分の真実を知り、茫然自失状態に。
追いかけてきたキョウは、スイカに追い詰められ…。
夕暮れの中、発見されたキョウと藤堂は息を引き取っていた。


烈火の将見ざ…げふげふっ！！！（それは中の人が一緒な別の作品のリーダーさん！！）
きーやんの声を覚えるまで、狭霧の声がきーやんだといちいち考えなきゃ脳内で統合出来なかったんですが、覚えた今では、きーやん本人にしか聞こえないと言う罠。きーやん可愛いー。
本編のシリアスさとは裏腹に私の萌えは絶好調。…ヒロイン、アヤさんの胸に抱きつき…がふがふっ！！！（マジデヒロインデスヨコノコ。）
しかもアヤさんに庇われましたよこの子！！！！ヒロイン！！！
藤ちゃんが可哀想な展開になってしまって…ああ、キョウも…子安社長！！おぎー（荻原さん）身内人事でしょ？！なのにどーしてキョウは短命だったんですか！？
ここまで敵さんがわかりやすいって、ヴァイスでは珍しい気がしますが…。
オミくんは切ないですよ…。

特典映像
#1.見えるラジオWeiβ2 (マルチアングル)
欲しいものを順番に覚えていくゲームをする4人。（例えば、最初の人がパソコンと言ったら、次の人はパソコン・コーヒー、次の人はパソコン・コーヒー・紅茶と続けていく。）
単語をふたつ言ってしまう比呂さん。すぐ前の智一さんの言った言葉を忘れてしまう子安さん…。
#2.Weiβ kreuz Gluhen MUSIC CLIP「Interstellar Soul -星空のソウル-」
メインイメージイラストと設定画乱れ撃ちと言った感じ。キョウの目のアップはビビリますって…。。