「Weiβ kreuz Gluhen」3巻感想

2003/03/21 ￥6，090





・Last Mission 06 No Reason
ヨーロッパの学園に潜入調査をしていたヨージとケン。
ケンは向かってくる生徒達を倒し、エピタフのデータを手に入れる。そして、Zクラスの実態が知れ…。
一方、ヨージはこの学園の責任者であるシエルと争う。調査のためとはいえ付き合った女だから情が移り、一思いに殺せないヨージ。
「飛ぶかい！？ジュリエット！！」
シエルを抱きかかえたまま、ヨージは建物から飛び降りる。
日本でエピタフデータの解析をしていたオミはカップを落とす。そして、アヤ達と花屋をしていた頃の写真を自分の目から隠し呟く。
「戻れない、あの頃には」
キョウが死に、混乱するセナにアヤは言う。人殺しをすれば、いつか自分にも死神がついてくる。キョウだってその事はわかっていた筈だとアヤは言う。少し混乱しているだけだと言いながら迷っているセナに、アヤは今ならまだ間に合うと。
いずれ、血を血でしか漱げなくなる、罪を償っているつもりで新たな罪を重ねていくしかなくなる。セナはまだ間に合う。藤宮蘭個人としては、それを知ってヴァイスを続けるか否かは、セナ自身が決める事、出て行くなら止めない、と。
シエルと共に落ちていったヨージは自分だけワイヤーを使い、助かる。彼女に送ったプレゼントを見て感傷に浸るヨージを、シエルは投げ飛ばす。ワイヤーで絞め、発砲し、建物から落として、何故生きているのか…彼女はZクラスの生徒と同じ様に肉体改造を受けていた。ヨージは尚も向かくる彼女を仕掛けた爆薬で吹き飛ばす。ヨージが呟いた言葉に、彼女は嬉しそうな表情を浮かべていた。
その後、ヨージ達は日本に戻り、ヨージは美術教師として、ケンは大学生として学園に潜入する。
Sクラス、Gクラスは解散され、学園は一時の平穏を取り戻す。
授業の最中、女生徒に質問されるアヤ。いつになったら争いは終わるのか、と。
答えようとするアヤを遮りセナが言う。
「終わらないなら俺達が終わらせれば良い…そうだろ、藤宮先生？」

6話のためにDVDを買った3巻を買ってから早3年…マイナーでも頑張ってきた年月はそんなにも…。
買ったその日のうちに10回以上見ていたような…それほど好きです。
アヤさんがセナの肩触ったり、数秒見つめあったり、アヤさんがセナの（以下略）。おねいさんはこの回だけで白米どんぶり3杯はいける。（…なくても食べられますがね。大食らいだから。）
ヨージさんの「ジュリエット」発言にときめくか笑うかは貴方次第。私は半々といった所でしょうか…笑いながらときめき、ときめきながら笑う（ひでー）。
後々のアヤさんから察するとやっぱりヒロインはセナと言う事で…。（それは願望ですから！残念！！！）

・Last Mission 07 Jeepstar
ペルシャに調査の自粛を命じられたアヤ。セナの勝手な行動でキョウが死んだにも関わらず何のお咎めもなくてケンは憤る。
続く調査も、稲垣、藤堂の死が邪魔をする。
アヤはセナの側に。
ケンは女生徒の噂から研究施設の入り口を発見する。
ヨージは辻井に近づき、学園の内部を探っていく。
セナは、稲垣、藤堂共通の関係者を見つけ、自殺未遂で病院へ送られたミサキの元へ、霜島と藤堂の関係を聞きに良く。
レックスはオミに、セナの素性をケン達に話さなくて良いのかと問う。オミは黙ったままで良い、セナを単独で泳がせていれば向こうから接触をはかってくるかもしれない…わかっている。セナを利用している事も、もしかしたらセナも死ぬかもしれない…でも、止めるわけにはいかない。
ケンが見つけた入り口に潜入するがそこは蛻の殻。
そして、ヴァイスに学園からの撤退命令がおりる。それは鷹取家の利益にならないと判断されたから。
アヤは調査を止めないと、自分ひとり残ってでも、調査を続けると。

理由はわかっているのに、セナにつきっきりのアヤさんにもだもだ。浅見先生に羨ましいなーと思いつつ、ケンに素でジェラシー…どーゆー基準だか自分でもわかりませんが、私はアヤさんファンですよ。
ヨージさん…何であなたは緑服（スーツ）…（泣）。
今回もやっぱりヒロイン顔です。

特典映像
#1.見えるラジオWeiβ2
記憶だけで絵を描くゲームをする4人。お題は「うなぎ」。
智一さんひとり圧勝。流石。
比呂さんは…。

#2.Weiβ kreuz Gluhen MUSIC CLIP「Honeyrider」
「Honeyrider」なので道路の画像を使ってます。えろい歌詞ですよあいかわらず…あっさがくるまでなんどでもーきみにぼくをあげよー…。